YES,WE DO KYOTO! DAY 2016.10.16

(この記事は2016年に行われたイベントの記事です)

京都市とスターバックスさんが行ってきた『YES,WE DO KYOTO!』プロジェクト

2015年11月…新しいエコアクションを起こそうとスタートしました。

そしてその集大成として2016年10月16日に京エコロジーセンターにて『YES,WE DO KYOTO!DAY』と称し、これまでのエコアクションに加え、トークイベントやアコースティックライブが実施されました。

『外来種いけばな』も2交代制で行われ、事前告知をほとんどしていなかったにも関わらず、多くの方に参加していただきました。

前回行われた6月と比べると、弱々しかった茎は強くなり、葉も色づき始め、花の種類も増えたように感じます。

前回同様、まずは京都大学の伊勢先生から外来種についての説明です。

左胸のパッチワークが素敵です。

そして早速植物採取へ

みなさん楽しそうです。

6月にはまだ緑だったセイタカアワダチソウは黄色の立派な花をつけ、ひっつきむしでお馴染みのコセンダングサは見事にひっついていました。

オレンジ色のコスモス「キバナコスモス」はメキシコ原産です。

今回も外来種の判別には、京都大学の成田さんと松浦さんにお世話になりました。

事前採取した植物には説明書きも

イラスト入りです。
分かりやすい そして面白い。

採取から戻ってきた後
すこし生けかたの説明を。

そして早速生け始めました。

完成。

たくさんの作品が並びました。

同じ場所で採取したにも関わらず、どれひとつとして同じ作品はありません。

採取の時点で選ぶ植物が全く違う人もいれば、同じような植物を採ってきたにも関わらず生け終わってみれば全く違う作品になっているひともいます。

これがひとつ面白いところですね。

生けてる最中は植物をどうしたら綺麗に生かせるかと考えているはずなのに終わってみれば生け手のその人となりが現れています。

外来種は容易に見つけることができます。
もしかしたら在来種を見つける方が難しいかも知れません。

しかし、そんな外来種もほとんどは人間の手によって持ち込まれました。

伊勢先生もおっしゃっていますが、邪魔者扱いされている外来植物も、その与えられた場所で懸命に生きているだけです。
全体でみていても気付かないことが生けるという行為を通じて一対一でみてみると新しい発見があるのではないでしょうか。