6月6日は「いけばなの日」です。
古来、芸道の上達を祈念し、稽古始めには6歳の6月6日が良いとされてきました。
その6月6日が令和2年に「いけばなの日」として日本記念日協会に正式に認定されました。
なぜ6月6日が良いと言われてきたのかには諸説あるようですが...
- 世阿弥の『風姿花伝』の中に「稽古始めは6歳ごろが望ましい」とあること
- 歌舞伎の台詞に「6歳の6月6日」とあり語呂合わせがいいこと
- 指で数える時に6で小指が立ち「子が立つ」ということ
このような理由があるそうです。
また、池坊で使う蕨手という種類の花ばさみも柄の先が6に見えますね。
という事で...花展情報です。
【花展】京都いけばなプレゼンテーション
【テーマ】 『華やいだ くらし 〜薔薇を楽しむ〜』
全ての作品に薔薇を使った展覧会です。
【入場料】 無料
【開催日時】 6月4日(土)〜6日(月)
10:00~20:00(6日は18:00まで)
【場所】 京都芸術センター(元・明倫小学校[登録有形文化財])
「いけばなプレゼンテーション」は2013年より毎年6月に京都芸術センターにてイベントを開催しています。
今年は29流派が参加し、バラを使った小品作品を45作展示されるそうです。
私も過去に参加させていただきましたが、毎年趣向が変わり面白い花展です。
入場無料ですので、是非足を運んでみてください。
P.S. 6/6「いけばなの日」にいけばなを始めてみませんか?
18時よりお稽古しておりますので、是非体験にいらしてください。
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